慢性痛の治療と同じくらい大切なこと
■治療法も大事だけど・・・
『愛知県江南市の慢性痛専門整体院‐爽快館』
長びく腰痛、椎間板ヘルニア、膝の痛み、股関節の痛み、首の痛み
このような慢性痛を治すために、患者さんは良い治療を求めて整形外科や接骨院、治療院へと通われています。
これは、その痛みを治すためなので当然ですが、実は治療を受けるのと同じくらい大切なことがあります。
それは、なぜその痛みが発生したのか?その原因を知ることです。
痛みというのは結果です。
骨が変形する。軟骨がすり減る。ヘルニアが見つかる。
これらもすべて結果です。
患者さんは痛みを治したいと思っています。
治療する側も痛みを治したいと思っています。
この痛みに直接アプローチするのが痛み止めのお薬です。
ロキソニン、ロルカム、セレコックス、ボルタレン、リリカ、トラムセット等々。
痛み止めの注射(ブロック注射)も同じですね。
でも、これらの治療で治らない人が大勢いるのはなぜでしょうか?
それは結果にだけアプローチしているからですね。
原因は何も変わっていない。
だから、どんなに強い薬を飲んでも、何度注射を打っても治らないのは不思議ではないのです。
これを分かりやすい例に例えてみましょう。
身長152㎝、体重78㎏の太美さんがダイエットを決意してジムに通いました。
毎日ジムで3時間汗を流してしっかりカロリーを消費していました。
しかし、何カ月経過しても太美さんの体重はほとんど減りません。
なぜでしょう?
実は、太美さんは食生活を全く変えていなかったのです。
それどころか、運動したことでお腹がすいていつも以上に食べたり飲んだりしていたこともあったのです。
やせようとする努力は必要ですが、そもそもなぜ太ってしまったのか?というところに目を向ける方が実はもっと大切です。
太るからには太る原因があります。
痛みが出るからには痛みが出る原因があります。
その原因を治さずして結果だけ変えようとしても結局同じことの繰り返しになってしまいます。
慢性痛が何年も続いている。ということにもっと目を向けてほしいと思います。
怪我は数日で治癒します。
骨折という大怪我でも一カ月もあれば骨は修復します。
では、何故あなたの慢性痛はこれらの怪我のように自然に治らないのか?
それは、あなた自身の中(生活)に痛みを作り出してしまう原因があったからですね。
皮肉なことに自分自身で引き寄せていたのです。
しかし、それらは毎日の習慣でもあるので何が問題なのかそれに気づかないことも確か。
誰かに指摘されるまでは。
だから、それを繰り返してしまうわけです。
でも、それを治さずして痛みは根本的に治りません。
たとえ、素晴らしい治療を受けて痛みが改善しても再発してしまうことが多いのはその為です。
慢性痛の改善は、自助努力と正しい治療の両輪によってもたらされます。
痛みの原因に気付いたら、その原因の改善に取り組みましょう。
ただ、これまでの習慣で治すのが難しいと感じている。
つい無意識にやってしまうこともあって順調にいかないこともあると思います。
でも、くじけないで頑張ってほしい。
どんなに遠い道のりもたった一歩から始まるのだから。
気負いすぎないで頑張りましょうね
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