良くなったところにフォーカスしよう(補足)
■それでも、まだここが痛いと気になるあなたへ【愛知県江南市の慢性痛専門整体院‐爽快館】
10月4日のブログの補足になります。
痛みは最終的に「脳で感じている」と、このブログで書きました。
そして、その脳がどの様な状態にあるかで、5の痛みを2に感じるか8に感じるか変わってくるので、良いところに目を向けようという話でした。
今回は、もう少し具体的にあなたがどのような感情を抱きやすいのか自分の特性に気づいてもらおうという内容です。
では、スタートです。
今まで10あった痛みのレベルが、通院とセルフケアによって5に半減したとします。
あなたはこの場合、どちらの感情に近いですか?
A:痛みが半分になったことを素直に喜ぶ
(例:良くなってきて嬉しい)
B:痛みが半分残っていることを気にする
(例:まだ痛い、ここが気になる)
実は、この二つのどちらに近い感情かで今後の経過も変わる可能性が大きくなります。
もちろん、両方という場合もあると思いますが、よりどちらの感情が強く残るか考えてみてください。
脳の反応としては、Aの方がプラス面に気持ちが向くことで痛みが抑制されやすいと言えるでしょう。
反対に、Bはマイナス面に気持ちが向いているので痛みがあることにフォーカスしやすくなります。(脳が痛みを記憶しやすい)
では、Bの方が絶対ダメかといえばそうではありません。
痛みが残っていることを気にすることで、より頑張ろうとする面もあるからです。
ただ、一つの懸念としては、マイナス面に気持ちを向けやすい人は「より頑張る」というポジティブな気持ちになりにくいことは確か。
痛みの改善は、どのような「治療」がいいのかという外面に関心が向くことが多いですが、実は治療と同じくらい自分の内面である「マインド」も大切な要素なのです。
ポジティブ思考は痛みの改善をバックアップしてくれます
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